自動車と自動車部品はこれまで、中国が日本から輸入していた最も重要な商品だった。2013年第1四半期、自動車の輸入額の減少幅は47.8%、自動車部品の減少幅は28.2%だった。
中国の対日輸出額の減少について、鄭氏は「2012年下半期から、日本は大幅な金融緩和を実施し、円安が進んでいる。中国の公式統計によると、2013年1月1日から4月8日の間、日本円の対人民元相場は13.1%下落している。このことを受け、日本市場における中国製品の価格競争の優位性が弱まっている」と説明した。
従来の労働集約型産業の製品は価格変動に比較的敏感で、第1四半期、中国の日本への紡績品、衣料品の輸出は3.9%減少し、マットレス・寝具などの輸出は5.2%減少した。