▽中国企業はなお傍観者
中国家電メーカーについていえば、現在の世界市場で積極的な動きを多々みせているが、日韓企業との間には依然として大きな開きがある。アナリストの劉歩塵氏の指摘によると、中国企業は日韓がPK合戦を繰り広げる中でいまだに「傍観者」の役割を演じていることが多い。中国企業は技術の飛躍とブランドの向上に長い時間をかけなければ、この戦いに参入する資格は得られないという。
張総監は、「人がうまくいけば、こちらがうまくいかないのは当然のことだ」と話す。ウォン安は中国企業の製品輸出にとって一定の圧力となることが予想されるという。
TCL集団の李東生董事長(会長)が先に指摘したように、TCLのテレビは世界で売上上位3位に入るが、「トップ3」から「3強」に発展するにはまだ長い道のりを歩かなければならない。将来的には日本企業を追い越し、韓国企業との戦いのリングに上がらなくてはならないという。
「人民網日本語版」2013年4月19日