韓国車の昨年第4四半期(10-12月)の業績はまったくふるわなかった。起亜(キア)の同期の売上高は11兆2770億ウォン、営業利益は4042億ウォンで、この年の四半期の最低を更新した。ヒュンダイの同期の営業利益は1兆8319億ウォンで同7.3%減少し、営業利益率も8.1%に低下した。
シニア自動車産業アナリストの汪劉勝氏によると、中国市場では、円安によって日系車の合弁工場でエンジンやギヤボックスなどの重要輸入部品のコストが下がると同時に、スバルやレクサスなどのすべての日系輸入車が価格的に優位になっている。だが双竜のような韓国からの輸入車にとっては圧力になっているという。
データをみると、今年3月の中国自動車市場の乗用車販売台数の割合は、日系車が15%、韓国車が8.2%で、日系車は前年同月に比べてはっきりと増加したが、韓国車のシェアは低下した。