今回の閣僚会議では、多国間貿易体制の支援、ボゴール目標の達成、公平で持続可能な成長の促進、相互の連携とコミュニケーションの推進という4つのテーマが重点的に話し合われた。中国からは商務部(商務省)の高虎城部長がチームを率いて参加し、ドーハラウンド交渉、地域経済の一体化、環境保護製品リストの後続作業、相互の連携・コミュニケーションの促進といった議題について、中国側の立場を説明した。高部長によると、今回の会議はすべての日程・予定を終了し、成功裏に幕を閉じた。また今回の会議はドーハラウンドの推進に向けた強いシグナルであり、「人々を鼓舞するもの」であり、中国側は他の貿易相手国とともに第9回WTO閣僚会議に先立って早期に成果を上げることを願っており、最終的には今回の会議を多国間貿易体制を引き続き前進・発展させるよう誘導し、ドーハラウンドの継続的前進に向けて方向性を指し示すものにしたいと考えているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年4月22日