安倍首相が切ったミャンマーのカードは、一挙両得を狙ったものだ。ここからは経済的な要素の他に、政治面で米国のアジア太平洋戦略に協力し、中国を封じ込めようとする意図が明らかに示されている。しかし安倍首相が切ったこのカードの勝算については、大きな疑問符を打たなければならない。国際金融報が伝えた。
安倍晋三首相は約40社の企業関係者を率い、ミャンマーを訪問した。福田赳夫氏の1977年の訪問以来、日本の首相がミャンマーを訪問するのは36年ぶりのことだ。米AP通信は、「ミャンマーが軍事政権下に置かれていた際、日本とミャンマーの関係は冷え込んでいた。安倍首相の今回の訪問は、ミャンマーの主な経済パートナーとしての日本の地位を改めて際立たせる狙いがある」と分析した。
安倍首相が切ったミャンマーのカードは、一挙両得を狙ったものだ。ここからは経済的な要素の他に、政治面で米国のアジア太平洋戦略に協力し、中国を封じ込めようとする意図が明らかに示されている。しかし安倍首相が切ったこのカードの勝算については、大きな疑問符を打たなければならない。