ホットマネーの流入で資産価格にリスクが生まれる、利ざや狙いの資金が集まる、輸出経済に圧力が加わる、外貨準備が減少するといった状況が生まれ、さらには国内の失業を引き起こす原因ともなる。
国内経済の下降圧力が高まる中、輸出経済が悪化を続ければ、「雪上に霜を加える」(災いに災いが加わる)ことになるだろう。同時に、海外のホットマネーや利ざや資金の流入は、中国国内の経済金融リスクを大きく高めることになる。経済の下降とリスクの増大の結合は、何としても避けなければならない深刻な事態である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月31日