中国が5日、欧州産ワインに反ダンピング・反補助金調査を発動すると発表すると、欧州連合(EU)の利害関係をもつ国がただちに反応を示した。フランス政府の報道官は5日(現地時間)、同国のオランド大統領がEU欧州委員会に臨時の首脳会議(サミット)を開催して、ますます加熱する中・欧貿易紛争について話し合うよう求めたことを明らかにした。またあるEU関係者は、中国に輸出するワインにダンピングは存在しないと述べた。「新京報」が伝えた。
中国の商務部(商務省)が発表したデータによると、中国にワインを輸出する主なEU加盟国はフランス、スペイン、イタリア、ドイツだ。このうちフランスが半分以上を占めるという。