中国が金融情勢をコントロールできるのか?

中国が金融情勢をコントロールできるのか?。 数日前の中国人民銀行による貸付引き締めの噂で激しく揺れた中国の金融市場は、中国経済に疑問を抱く学者やメディアを神経過敏にし、「中国経済が世界を深淵に引きずりこむ」といった大げさな見出しまで西側メディアにみられた…

タグ: 中国の金融情勢

発信時間: 2013-06-27 17:20:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇中央銀行の態度表明で世界の見方が変化

中国人民銀行が25日に流動性維持の態度を表明後、翌26日に英フィナンシャル・タイムズ紙が、「中国が直面している『リーマンショック』の予想に反し、中国の中央銀行は、中国で差し迫った危機は起きないと表明した」と伝えた。それを受け、中国の株式市場ではっきりした変化がみられた。25日、中国の株式市場は一度6%下落したものの、その後、中央銀行による流動性供給のニュースが伝えられると急反発した。翌26日の上海総合指数は0.4%安となったが、中国の経済構造調整の方向を反映する創業板(ベンチャーボード)は赤一色に染まり、5.5%上昇した。

米フォーブス誌は、「この世界第2の経済大国に対する懸念は広がっているが、中国の銀行システムは政府が簡単に救えるのが現実だ。中国政府が3兆4000億ドル以上の外貨準備を保有しており、土地と多くの大手企業をコントロールしているからだ」との見方を示した。米タイム誌は、中国が現在貸付引き締めの状態にあるのは間違いないが、崩壊は起きない」と指摘する。

     1   2   3   4   5   6    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。