30年間の二桁成長は、「成長が何よりも重要」な国を生んだ。中国政府はすでに低下している経済成長率を、さらに低下させるというリスクを恐れず、金融市場に「問題を生じさせる」という決定を下した。これは節目となる出来事だ。
李医師の手術室へようこそ――スタンダードチャータード銀行のアナリストは、「我々は、経済低迷にさらなる圧力をかけてでも政策的選択をするという、中国の指導者の決意を甘く見ていた」と指摘した。野村證券のエコノミストの張志偉氏は、「現時点で改革の先行きは依然として不透明だが、政府は正確な方向に向け一歩目を踏み出したようだ」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月30日