専門家:中国第2四半期のGDP成長率7.5%に、刺激策実施の可能性小

専門家:中国第2四半期のGDP成長率7.5%に、刺激策実施の可能性小。

タグ: GDP成長率 刺激策 中国経済 

発信時間: 2013-07-08 13:09:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

9月に発表される6月のCPIもまた、低水準で推移する見込みだ。交通銀行のチーフエコノミスト・連平氏は「6月の食品価格は全体的に安定し、豚肉価格は低位で値を戻し、野菜価格は低下傾向となるだろう。タイムラグ要因は0.6ポイント回復する。6月のCPIは前年同期に比べ2.6%前後上昇し、前月比で小幅回復する見通しだ。現在、経済の回復力が弱いという状況には目立った改善は見られず、年内の物価上昇に対する需要面の圧力はやや小さく、下半期の物価動向は全体的に安定するだろう」との見方を示している。

中国国家統計局は15日に上半期の経済動向を発表する。アナリストは「需要の全体的な低迷と企業の在庫調整は、第2四半期の経済成長の続く減速を招き、第2四半期の経済成長率は7.5%前後まで低下すると見られている。上半期のGDP成長率は約7.6%となる」と見ている。申銀万国チーフマクロエコノミスト・李慧勇氏は、「工業と海外貿易の低迷を受け、第2四半期の経済成長率はある程度の低下が想定され、7.6%前後まで低下する。経済は依然、長期的な停滞傾向が続く『L字型景気』で、新たな上昇サイクルが現れるのは3年後になるだろう」との見方を示している。

調整政策について、アナリストは「政府指導部の経済成長の鈍化に対する許容度が高まっていることと、経済のモデルチェンジの推進に対する決意から考えると、短期的な景気刺激策を実施する可能性は小さい。過剰な生産能力の消化、デレバレッジの推進などが下半期の経済発展の主軸となるだろう。今後、経済成長は過剰な生産能力の消化のプロセスのなかで構造改革を推し進め、改革の成果を経済発展の新たな牽引力にしていく必要がある」と指摘している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月8日

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