造船業ばかりではない。江蘇省全体が韓国の産業構造(太陽光発電、製鉄、造船、機械、電子など)との間に高い競争性を持つため、今年は深刻な問題に直面している。
過去30年間を振り返ると、経済が最も良く発展した3省(広東省・浙江省・江蘇省)は、改革開放の急先鋒であった。3省は本来ならば、より良い構造のモデルチェンジ・アップグレードの条件を持っており、その成功の可能性も高いはずだ。しかし3省の多くの企業が現在、次々と倒産している。これは人民元相場が上昇するのみで、実質有効為替相場が過大評価されていることと大きく関わっている。(筆者:興業銀行チーフエコノミスト)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月16日