為替改革の推進で人民元の難題を解決すべき
為替改革の推進で人民元の難題を解決すべき。
タグ： 人民元の難題
発信時間： 2013-07-19 17:07:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
二、「国内向けの人民元安」と「国外向けの人民元高」という矛盾が際立っている。改革開放以降、中国は輸出指向型の発展戦略を推進し、その発展戦略により、中国は急速に外貨準備を増やしてきた。その結果、人民元の上昇圧力が徐々に高まり、中国の国内市場に過剰な流動性が生じる局面を招いた。そして、過剰な流動性こそ、中国の物価上昇と資産価格のバブル化の重要な一因である。人々は物価の上昇がもたらす生活コストの上昇圧力を感じているが、その他の通貨に対する人民元高がもたらすメリットについては、それほど実感することはできない。
三、３兆５０００億米ドルに上る外貨準備高の投資がリスクに直面しており、資金運用の効率は低く、未だ経済成長において大きな効果を発揮できていない。中国の外貨準備の投資ルートは単一的で、米国債の保有残高は５月の時点で既に１兆３０００億米ドルを越え、大量の資金が米国債など収益率の低い商品につぎ込まれている。一方、中国に流入している外資は主に株式などの収益性の高い投資に集中している。政府系投資ファンドである中国投資有限責任公司は外貨準備運用効率向上の圧力に直面している。
当面は人民元の為替レート市場化改革を推進し、人民元が直面している三つの大きな難題を徐々に解決していかなければならない。
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