中国の全国人民代表大会(全人代)財政経済委員会の呉暁霊副主任委員は先般、中国は2014年まで預金金利変動幅の上限を撤廃することがないとの見方を示した。25日付中国証券報が伝えた。
これは、呉氏が中国国際金融博物館主催のシンポジウムに出席した際に述べたもの。呉暁霊氏はその際、「預金金利変動幅上限の撤廃は金利自由化プロセスの最後の措置であり、少なくとも2014年まで撤廃することはない」と述べた。「預金金利の自由化には、預金保険制度(ペイオフ)の確立が前提である」と呉氏が指摘した。
「中国証券報」より 2013年7月25日