中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が25日発表した中国銀行業金融機関の資産負債状況報告によると、6月末現在、銀行業金融機関の資産総額が前年同期比13.5%増の141兆3400億元、負債総額が同13.2%増の131兆9800億元で、伸び率はいずれも年内最低水準となった。26日付中国証券報が伝えた。
1-5月、中国銀行業金融機関の資産総額と負債総額の平均伸び率がいずれも17%前後に維持されていた。業界関係者は、「資産総額と負債総額の伸び率が6月に比較的大きな縮小が見られたことは、同月の短期的な流動性不足によるもので、7月以降は正常な水準に戻るはずだ」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年7月26日