「実施方案は現状に立脚するだけでなく、将来を見据え、生産能力過剰の緩和、内外需要の拡大に関わる規定だけでなく、産業の構造転換と高度化、船舶工業の『大』から『強』への転換加速に対して何がすべきか明確化した」と王氏は指摘する。
国際的な新基準、新規範が整備されるにつれ、省エネ・排ガス削減、低炭素・環境保護を目指すエコ技術や、通信ナビを中心とする情報技術、より高度で人に優しい設計などが次世代の造船技術として求められている。
「造船メーカーはこうした業界調整の大きなチャンスを利用して次世代の造船技術をストックし、構造転換と高度化を加速し、業界の先駆者となるよう努力する必要がある」と中国工程院の沈聞孫院士は言及。