第四に、経済の高成長を維持するカギは全要素生産性(TFP)にある。(1)中国と先進国の技術水準の差をみると、中国はまだ「後発の優位性」を充分に利用可能(2)中国の自主革新力をみると、自主革新力は強化されているだけでなく、将来的には米国や欧州連合(EU)に並ぶ世界のイノベーションセンターになる。応用可能な市場規模も益々拡大しており、米国やEUのような規模的効果を有している(3)技術効果の角度からみると、中国は非常に大きなレベルアップの可能性がある。2011~2030年のTFP成長率は3.6%になり、要素駆動から革新駆動への重大な転換を果たす見通し――。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月12日