英フィナンシャル・タイムズ紙は12日、「アベノミクス」の将来には多くの疑問が存在するが、アジア太平洋地域では、中国とインドの景気減速に対し、日本経済の持続的回復は際立っているといえると伝えた。
ダウジョーンズニューズワイヤーズは米投資会社のブリッジ ウォーターのデータを引用し、今年世界で新規増加する約2兆4000億ドルの生産額のうち、日本、米国、その他の先進国の寄与度が約60%、残りは新興市場だったと指摘。これは日本など先進国の世界経済への寄与が07年以来初めて中国、インド、ブラジルなど新興経済国を上回ったということだ。ただ、日本の新「経済改造計画」は始まったばかりで変数が多く、変動や反復がみられれば、世界の投資家の自信も大きく揺らぐだろうと伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月13日