人民網の報道によると、牛肉の世界には日本の神戸牛にまつわる「伝説」がある。神戸牛は音楽を聴き、ビールを飲み、マッサージ機でマッサージされて育つというのだ。神戸牛の肉は脂肪がまだらに入った霜降りで、脂肪の量は多く、煮ても焼いてもおいしく、値段はとびきり高い。こうした特徴は「伝説」と関係がある 神戸牛は7-8切れが入った150グラム入り1パックが約500元で売られている。500グラムは1500元ほどだ。だがブラックユーモアのような話だが、中国では長年にわたり神戸牛は輸入されていない。中国中央テレビ局(CCTV)の「毎週質量報告」が20日に伝えたところによると、北京や上海などで「神戸牛」を出しているレストランは、国産牛肉を神戸牛と称して出しているか、検疫を通っていない安全面に問題がある密輸神戸牛を出しているか、どちらかだ。