ケニアのナイロビ大学外交・国際関係研究院のある講師によると、李首相は、「国際問題における発展途上国の代表権と発言権を高め、一部の国のマクロ経済政策の変化が世界経済に与える衝撃を、特に振興市場国に与える衝撃をできる限り軽減させる」ことを訴え、「各国がさらに相互の開放を拡大することが必要だ」と述べた。ここから経済大国・中国がグローバル経済発展を効果的に制御し均衡させるパワーになったことがうかがえるという。また同講師によると、李総理は、中国はあらゆる形式の保護主義に反対すると発言し、今ではアフリカ諸国と中国との関係がますます密接になり、アフリカ側は中国が引き続き現在のような経済政策を実施し、推進すること、アフリカとの貿易往来を拡大すること、アフリカ製品を中国にもたらすこと、また中国のハイテク技術をアフリカにもたらすことを願っているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年9月13日