上海自由貿易区、2回目のグローバル化ボーナスが始まる

上海自由貿易区、2回目のグローバル化ボーナスが始まる。 10月1日に正式に設立する上海自由貿易区は改革によって開放を促す新たな大戦略の重要な政策だ。これによって中国は新たな成長ボーナス、改革ボーナス、グローバル化ボーナスが得られるに違いない。現在中国には保税区、保税物流区、保税港区など6種類の経済特区があり…

タグ: 上海自由貿易区 グローバル化 ボーナス 

発信時間: 2013-09-22 16:00:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

10月1日に正式に設立する上海自由貿易区は改革によって開放を促す新たな大戦略の重要な政策だ。これによって中国は新たな成長ボーナス、改革ボーナス、グローバル化ボーナスが得られるに違いない。

現在中国には保税区、保税物流区、保税港区など6種類の経済特区があり、上海自由貿易区は国が設立する初の正真正銘の自由貿易区で、1979年の深セン特区設立、2001年の世界貿易機関(WTO)加盟と同じくらい重大な改革措置とみられている。

大きな流れとしては、低要素費用で国際分業に参加し獲得した第1の「グローバル化ボーナス」に終止符を打ち、第2の「グローバル化ボーナス」、即ち新たな国際価値連鎖と巨大な内需市場を通じて技術や人的資本など国外の高度な生産ファクターを吸収し、中国経済の底上げを促す。上海自由貿易区戦略はそうした使命を担っている。

まず上海自由貿易区は国家価値連鎖の構築を担い、加工貿易の国際分業への参加レベルを引き上げる重要な使命がある。上海を代表とする長江デルタは中国の輸出貿易をリードしており、加工貿易の部品や原材料はあまりに輸入に依存しているため、開発とマーケティングの2つが外にある状況だ。そのため加工貿易の方式構造を調整し、国内の価値連鎖の構築を加速することで、グローバル企業が設計、生産、流通、サービスの拠点をより多く中国に置くよう促す必要がある。

 

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