自由貿易区内にもともとある商業銀行の支店は看板を取り替えるだけでいいが、事業計画に近い関係者によると、自由貿易区での設立を希望する銀行や企業はまだ申請準備の段階で、企業の進出をどう登録するか、どこに登録するか、組織をどう動かすかなど操作上の問題が未解決で、まだ多くのメカニズムが稼動していないため、正式に(自由貿易区)が開設するまで進出できないという。そのため自由貿易区は開設後の短期間は空白期間と調整期間になる。
自由貿易期は金利市場化を実現し、預金・貸出金利の取り締まりはなくなるが、人民元の自由交換に関しては、全面開放するのは資本勘定での開放であって今のところまだ意見の相違が存在する。また自由貿易区内の企業は自由に銀行の融資を受けることができ、外資系銀行は国民待遇を享受できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月25日