一人っ子政策緩和、どのような影響と変化をもたらすか

一人っ子政策緩和、どのような影響と変化をもたらすか。

タグ: 一人っ子政策 緩和 三中全会

発信時間: 2013-11-18 14:11:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

出生人口の男女比が均等化

中国の出生人口の男女比は、1994年から常に115:100を上回っており、2004年には121.2:100に達した。2009年からは低下を続けているが、2012年の時点で依然として117.7:100という男女比であった。

原氏は、「自然な生育の状態であれば、子供を多く出産することは、男女比の均等化の唯一の手段だ。一人っ子政策の緩和が、出生人口の男女比を正常にするとは限らないが、ある程度の均等化を促すはずだ」と語った。

家庭の発展能力が強化

中国の世帯人員は減少を続けており、1982年の4.43人から2010年の3.10人に減少した。また高齢者のみの世帯が占める比率も、上昇を続けている。中国の一人っ子による世帯は現在1億5000万戸以上に達しており、一人っ子を失った生活が苦しい世帯が存在する。家庭の結婚・出産・養老などの伝統的な機能が低下しており、リスク対応力が弱まっている。

中国人口学会常務副会長、中国人民大学社会・人口学院院長の翟振武氏は、「一人っ子政策の緩和は、4−2−1の世帯構造(両家の親が4人、夫婦が2人、一人っ子が1人の構造)に終止符を打ち、家庭の経済・社会的機能の発揮、家庭のリスク対応力の強化を促し、子供の教育にも適している」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月18日

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