焦点八:ダム下流の水の勢いが「大きく変化」する?
実際に測定した資料によると、三峡ダムで03に貯水が始まって以来、ダム下流の河川侵蝕は主に宜昌から城陵矶の区間で起きているが、水の勢いに大きな変化はまだ見られないという。
近岸の河床は侵蝕・洗掘が明らかで、河岸保護工下部は傾斜が急になり、「堤防決壊」現象は貯水前より増えたが、大部分は貯水前に決壊した区間で発生している。河岸保護工は1998年の大洪水以降、補強が繰り返され、決壊時にはすぐに工事を行ってきたため、三峡プロジェクト貯水以来、長江中下流の堤防ではまだ危険な状況は起きていない。今後、河川のモニタリングを強化し、荆江区間の水の勢いを抑える緊急対応策を実施し、堤防の安全を確保する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月19日