◆配送遅延、店側は無責任
毎年の11月11日は、全国物流業界のテストと言える。天猫が公開した統計データによると、各大手宅配業者は今年、100機以上の輸送機を緊急動員し、11月11日当日の輸送問題を解決した。
各ECサイトと宅配業者は11月11日の準備を整えたと称したが、受注量の増加と返品の二重の圧力により、すでに配送されたはずの商品がなかなか届かず、数日待っても物流情報が更新されないというケースがあった。
多くの宅配業者は早くから準備を整え、運搬ベルトの改造、中継ステーションの賃貸、輸送アウトソーシングサービスの追加により、対応力を強化した。宅配業者・順豊速運の関係者は、「9月より配送のピーク期に向けた準備を開始し、アルバイターの派遣人数を追加した。しかし驚異的な量の受注が一日に集中したため、どれほど十分に準備を整えていても、まったく足りなかったようだ」と語った。
消費者の林さんは、「11月11日にArtka公式旗艦店で数着の衣料品を購入した。同ブランドはタオバオが11月11日に推薦したブランドで、トップページの最も目立つ位置に表示されていた。注文完了後、店側は準備できた商品から配送を開始した。最も早かった商品は1週間内に到着したが、遅かった商品は12月12日の時点でも到着しなかった。店側からも、何の説明もなかった」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月21日