インドの高官は、「中国は対印インフラ投資に強い意欲を持っている。インドは自国が利益を得る業界(ITや医薬品など)を確定する必要がある」と語った。中国はこれにより「日本超越」を実現する。日本はインドの重要プロジェクト、例えば建設中の「デリー・ムンバイ間産業大動脈(DMIC)」、ニューデリーの地下鉄などに投資を行っている。日本はインドと、インド東北部での道路網建設に向けた交渉を進めている。
インドのインフラ整備は遅れており、特に道路交通の整備の遅れが深刻だ。今年の春節連休中に、環球時報の記者はインド北部の山間部の都市を旅した。そこから戻る際に、気象状況の影響を受け航空便が取り消された。空港はタクシーを動員し乗客に提供した。この都市からニューデリーまでは約450キロ離れており、高速道路でつながっているが、11時間もかかってしまった。この高速道路の一部のエリアは、中国の県クラスの道路にも及ばないほどだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年2月21日