中国証券監督管理委員会(証監会)は先般、ファンド会社の責任者らを集めて会議を開き、通貨型ファンドのリスクや短期債券への投資に関する意見交換を行った。24日付中国証券報が伝えた。
業界関係者は「通貨型ファンドの資産運用の90%が銀行協議預金(金利や期限、利子の計算や支払方法、違約した場合の罰則を協議によって予め決める預金)に集中している。監督・管理層が通貨型ファンドの短期債券への投資に関する意見を求めたのは、短期債券への投資を増やし、投資対象を分散することでリスクの軽減を狙っている可能性がある」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年2月24日