◆マレーシア旅行、消費者心理に悪影響
旅行市場は現在、季節的な閑散期に入っている。旅行会社の関係者は25日、「ツアー取り消しはほぼ見られないが、申し込み者の数が大幅に減少している。シンガポール・マレーシアツアーの3月の申し込み者は、前年同月比で約4割減となった。旅行市場全体の変化は大きくないが、東南アジア市場は事件の影響で低迷している」と指摘した。
業界関係者は、「シンガポール・マレーシアツアーの日程には影響が生じていないが、消費者の心理的な負担は一定の消化期間を必要とする。事件の影響が短期間内も続くため、現地の旅行局と旅行会社は宣伝を強化するべきだ」と提案した。