中国がいつ世界最大の経済国になるかという話題はこの十数年よく取り沙汰された。米ハフィントン・ポスト紙によると、経済協力開発機構(OECD)は中国が2016年に世界一の経済国になると予測、中国の調査機関は2019年、英民間調査機関の経済ビジネスリサーチセンター(CEBR)は2028年と予測していた。
英BBCは、中国はこの30年、平均9~10%の経済成長を維持、経済成長の減速も憂慮されてはいるが、経済成長のスピードはなお米国の2倍と伝えた。英フィナンシャル・タイムズ紙は4日、中国台頭の勢いが凄まじく阻むことができないと懸念する人にとって、世界銀行が公表した最新の経済データは何の慰めにもならなかったと報じた。
中国の奇跡的な成長は、中国が伸び悩む米国を追い抜く運命にあることを意味している。世界の低価格商品の供給国である中国は昨年既に米国を抜いて世界最大の貨物貿易国になり、人民元は世界で7番目によく使われる通貨になった。2013年に中国の経常収支は2000億ドルの黒字だったのに対し、米国の経常収支は約400億ドルの赤字だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年5月5日