インドには紛れも無く改善の余地が残されている。インドに進出した外資系企業にとって、モディ氏は官僚政治の終了を意味する。モディ氏の故郷のグジャラート州(モディ氏が10年間に渡り州政府首相を務め、中国のような成長と繁栄を実現した)の有権者と話をすれば、モディ氏が富をもたらす喜びの象徴であることが分かるだろう。これはどこかで聞いたような話ではないだろうか?というのも、これは鄧小平を想起させるからだ。鄧小平は中国の改革、歴史に前例のない発展の時期をスタートさせた。
インドは当然、中国に学ぶことができる。しかし中国に学んだからといって、中国になれるとは限らない。これは今後数週間・数カ月内に、インド人が議論すべき問題となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月17日