長期にわたって、多くの日本人は「メイドインジャパン」は高品質の象徴であり、「メイドインチャイナ」は「低品質・低価格」の代名詞だと思ってきた。しかし、このような考えは新興する中国メーカーによって徐々に打ち破かれている。日本のニュースサイトJ-CASTは6月3日、「中国のメーカーは以前とは比べものにならない」とする記事を掲載した。
2013年中国輸出入商品交易会で、テレビ展示エリアだけで20社以上が超薄型テレビを出展し、4Kテレビを出展した企業も多かった。4Kテレビは当時日本のテレビメーカーが力を入れる切り札だった。小米(シィアオミィ)は、アンドロイドシステムを搭載し3D機能も持つ49インチの4Kテレビを発売している。価格はわずか3999元で、日本の同類の商品の約3分の1である。それだけでなく、小米が開発したスマートフォンも低価格で高品質であることからよく売れている。小米は「iPhoneのパクリ版」と批判されていたが、実際に使用したiPhoneユーザーからは「小米が搭載するのはアンドロイドシステムだが、使用時に慣れないという感覚は全くない」という意見が多く、「サムスンに脅威を与える存在」と言う人もいるほどである。