香港株式市場は4日、前場で海外市場の低迷による影響を受け、下げて始まった後に軟調に推移していた。同日、ハンセン指数は139.33ポイント(0.6%)下げ、23151.71ポイントで引けた。1日の取引高は481億5900万香港ドルだった。5日付中国証券報が伝えた。
香港株式市場株価指数の日足チャートは今のところ、250日移動平均線以上に維持されている。当面、ハンセン指数は海外市場の影響、そして中国内陸部のA株市場と不動産政策の変化による影響を克服し、新たな上昇トレンドを辿ることができるかが見所である。
これと同時に、ハンセン指数はテクニカル的に「買われすぎ」となっていることもあり、上値試しの後に21100―23000ポイントの区間に反落することにも注意する必要がある。
「中国証券報」より 2014年6月5日