ブラジルW杯により、中国製の商品の輸出が拡大している。「受注が相次ぎ、売上が激増」という言葉はまさに、W杯中の中国貿易会社の現状を適切に描写している。複数の貿易会社の関係者は、「W杯中は平時と比べ、企業の利益が急増している」と述べた。国際商報が伝えた。
帽子、マフラー、サングラス、チアホーン、ソックスなどが、ブラジルに輸出される主要商品となっている。貿易会社は昨年下半期より忙殺され続けている。
◆ブラジルへの輸出が拡大
湖北省宜昌税関が発表した情報によると、宜昌市が6月4日までに輸出したW杯公式グッズの価値は100万ドルを突破した。宜昌製のこれらのグッズには、ブレスレット、リストバンド、ネックレス、アクセサリーなどが含まれる。宜昌税関は各ロットの授権書と実物を詳細に照合している。
ブラジルはサッカー王国であり、W杯はこの国の人々にとっては盛大なお祭りのようなものだ。このようなお祭りムードの中、街頭ではW杯に関連するアクセサリーが人気を博している。ブラジルで良く売れているこれらのアクセサリーは、ほとんどが浙江省義烏市の中小工場によって供給されている。