◆忙殺される貿易会社
浙江錦球国際貨運代理有限公司総経理の金華盛氏は、「昨年10月より、今年のW杯グッズ輸出に向け忙しくなった。受注を見ると、ブラジルとアルゼンチンのサッカーに対する熱意が分かる。過去数回のW杯ではマフラーやチアホーンなどの小物商品の販売が好調だったが、今年はブラジルでの開催ということで、サッカー関連商品が輸出の対象となった」と述べた。寧波の貿易会社の責任者は、「サッカーボール、スニーカー、ユニフォームがよく売れると思ったが、今年の状況を見ると、ソックスの輸出量が急増している。ソックスは消耗品であることから、売り手が調達する主力商品になった」と話した。
業界関係者は、「W杯関連グッズの輸出は昨年11月より急増しており、今年2月に再び輸出のピークが訪れ、貿易会社を忙殺させた。中国からブラジルに輸出されるスポーツ用品が今年急増しており、コストパフォーマンスの高い小物商品が高い比率を占めている」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月11日