李克強総理は16日から21日まで、英国とギリシャを正式訪問し、英国では中英首相による年度会談を行う。程虹夫人も同行する。外交部の王超副部長と商務部の高燕副部長が12日、関連する状況を説明した。中国の総理による訪英は3年ぶり。
英国のシンクタンク向けに重要講演
英国とフランス、ドイツは欧州の主要な牽引力であり、欧州で重要な地位にある。今年3月、習近平主席が欧州4カ国を訪問したが、訪問国はオランダとフランス、ドイツ、ベルギーだった。李克強総理の今回の訪問は、中国の指導者の欧州への重要訪問としてこれに続くものとなる。
李克強総理の訪英の目的の一つは、中英首相の年度会談に参加することにある。年度会談の仕組みは、2004年に当時の温家宝総理が訪英した際にできたもので、両国指導者の対話を深めることを目的としている。2013年にはキャメロン首相が訪中し、李克強総理と会談した。