価格も問題だ。例えば新型フィットは、各方面で確かに性能が向上した。だが中国市場には強力な競争相手が増えている。消費者に人気のフォルクスワーゲンの新型POLOの価格は6.34万元から12.41万元程度。新型フィットは1300ccのエンジンをやめて1500ccが採用されているという長所はあるが、定価は7.38万元から11.28万元程度。エントリーモデルの価格は従来型とほぼ同じだが、POLOと比べてもフィットは高い。
ホンダは今年下半期、オデッセイやクロスツアー、シビック、スピリアなどのモデルチェンジを予定している。だが革新的な新車種の発売計画は空白のままだ。ホンダはこのまま、旧来の車種で「最後」まで走り続けるつもりなのだろうか。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年6月23日