中国の改革が中日協力の新たなチャンスに
経済構造と発展方式のさらなる調整と転換は、中国経済の基調となり始めている。7.5%前後の中高速成長は、中国のマクロ経済の新たなスタンダードとなりつつある。
日本キヤノンのグローバル戦略研究所の瀬口清之研究主幹は東京でこのほど、中国ではここ2年、GDP成長率が減速しているが、産業構造の調整が雇用と消費を引っ張っており、今後しばらくは急速な経済成長を維持するとの見方を示した。
宋研究員によると、中国の新たな改革開放のシンボルとして設立された上海自由貿易区は現在、体制や制度の革新を試行しており、外国資本の対中投資には今後、多くの便宜がもたらされることとなる。