袁教授も、「日本企業は、中国経済の転換・グレードアップをチャンスとして、中国市場をさらに開拓するべきだ」と指摘する。日本側は、中国を生産と組み立ての拠点としてだけ捉えるのではなく、消費と開発の拠点としての中国の役割を一層重視し、中国への技術移転と資本密集型産業の移転を加速させる必要がある。
「中国市場の変化は速く、欧米や韓国の企業が中国で急速に発展している。日本企業は、中国市場を積極的に開拓していかなければ、既存の市場シェアを失い、周辺に追いやられる可能性もある」と宋研究員は指摘している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年6月25日