中国テレビ番組制作会社の文化中国伝媒は25日、国内電子商取引大手のアリババ・グループによる同社新株購入の手続きがすでに完了したと公告で発表した。これで、アリババの文化中国伝媒への出資比率が60%に達し、同社の筆頭株主となった。26日付中国証券報が伝えた。
文化中国伝媒はアリババの出資を受け、社名をアリババ影業に変更し、映画事業を強化する方針である。同社はまた、アリババ・グループ幹部の張蔚氏などを取締役として受け入れるほうか、中国のアクション俳優であるジェット・リー(李連杰)氏を非執行取締役として迎え入れることを決めたという。
「中国証券報」より 2014年6月25日