オバマ大統領が学生起業家のイベントに出席したというニュースが、注目を集めている。中国教育部(省)が支援する、「中米青年学生起業家大会教育フォーラム」の会議が先週、清華大学で静かに開かれた。中国学生起業家界のトップが一堂に会し、革新と創造がもたらす楽しみと発想について語り合った。人民網が伝えた。
メディアの報道によると、オバマ大統領は6月18日にホワイトハウスで開かれた「学生起業家・フェア」に出席した際に、米国人の革新力を強化し、技術革新と企業の発展を促すことを目的とした、一連の新たな措置を発表した。
同イベントにおいて、クッキー3Dプリンター、キリン型ロボット、携帯可能な家など斬新な創意あふれる発明品が発表され、見識が広いオバマ大統領を驚かせた。
学生起業家の起源は米シリコンバレーとされている。インテル、アップル、マイクロソフトなどのIT大手の創設者は典型的な学生起業家で、世界を変える数多くの製品と発明品を創造してきた。
スマートフォンのソフトとハードの結びつき、ウェアラブルデバイスの台頭に伴い、学生起業家はモバイルネットワーク時代において革新を促し、価値を創造する重要な力になった。中国の北京、上海、深センなどの大都市では、高い革新の活力を持つ学生起業家組織が活躍しており、中国の革新を推進・変化させている。