アリババの筆頭株主はソフトバンク、利益は外資の手に?

アリババの筆頭株主はソフトバンク、利益は外資の手に?。

タグ: アリババ

発信時間: 2014-07-01 18:28:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆中国IT企業の成果、外資の手中に?

中国のIT企業は誕生した時から、海外のベンチャーキャピタルや投資会社と密接なつながりを持っている。業界関係者は、「ベンチャーキャピタルが多く進出するほど、企業の経営者が株を多く失うことになり、企業の発展に対する管理能力が損なわれる。企業は一定規模を形成後、海外上場によりベンチャーキャピタルに見返りを与えようとしている」と語った。

アリババの時価総額を低く見積もって1500億ドルとすると、ソフトバンクの投資収益は440倍になる。テンセントの筆頭株主のMIHグループの収益に至っては、1925倍になる。外資系企業が百度から得る見返りも、驚異的な規模となっている。BATの上場後、最大の利益を受けているのは外資系企業のように見え、「中国IT企業の成果が外資に握られている」という説が浮上した。

業界関係者は、「IT大手が国内で創設されたばかりの頃、中国の投資会社は大きな舞台を提供できなかった。ゆえに各社は十分な資金を確保するため、外資を受け入れるしかなかった。巨額の外資があったからこそ、BATは今日のような莫大な規模に成長できた」と指摘した。

例えばテンセントの場合、馬化騰会長の持株比率はMIHの3分の1未満だが、MIHは馬会長を十分に信頼しており、当初より持株の議決権を放棄していた。ゆえに馬会長はテンセントの筆頭株主ではないが、同社の経営・管理は馬会長と数人の共同創始者が担当している。

業界関係者は、「BATは外資系企業のためにアルバイトをしていると言われるが、3大手の中国インターネット業界での積極的な影響が、これにより損なわれることはない。十数年の月日が流れたが、同3社は国内のインターネットに貢献し続けている。国内のネットユーザーの体験、国内のネットワーク環境の改善などの取り組みは、中国の実体経済にも貢献している」と述べた。

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