徹底分析!日本の対中投資は本当に減少しているのか(1)

徹底分析!日本の対中投資は本当に減少しているのか(1)。

タグ: 対中投資 中国経済 日系企業 澤田真治郎

発信時間: 2014-07-03 13:13:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

日系企業の投資の変化、政治との関係は?

田端氏はこの問題について、「別のデータを使い、日本の対中投資について分析していこう。国際協力銀行(JBIC)の、企業の対外投資に関する調査は、1992年より投資先国の項目を設けている。それから2013年まで、中国は常に日本の製造業にとって最大の投資先国となっている。少なくとも国際協力銀行のデータでは、日本の製造業は20数年に渡り中国を最優先の投資先国としてきた。この20年の間に、中国に進出できる企業のほぼすべてが進出した」と説明した。

田端氏は別のデータにより、日系企業の中国における現状を示した。田端氏は、「日本貿易振興機構(ジェトロ)は2014年、日系企業を対象に調査を実施した。54.2%の企業は中国事業を拡大すると回答し、39.5%は現状維持とした。一方、中国事業を縮小すると回答した企業は5%、中国からその他の国に移転すると回答した企業は1.2%だった」と指摘した。

 

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