過去最高の収益
投資が減少する一方で、中国に進出した日系企業は豊作を迎えている。
中国新聞週刊の記者は6月20日に上海で、日本の有名商社の総経理を取材し、近年の経営状況について質問した。この総経理は顔をほころばせ、「昨年は創立以来で最高の売上と収益を実現した。中国では中国の消費者と企業をサービスの対象とすれば、事業を最大限に拡大できる」と答えた。
日立(中国)の中国総代表の小久保憲一氏は、「2013年度の売上は、前年度比で32%増となった」と述べた。
小久保氏は、「中国が推進中の都市化の建設で、当社は急発展のチャンスを手にできる。戦後の工業化の過程において、日本でも大規模な都市化が生じた。環境汚染問題で、日系企業は技術とソリューションプランを蓄積している。中国が都市化を推進する際に、これらの技術とソリューションプランが再び役立てられる」と語った。