ブドウ園を巡り、ワインを作り、栽培法を学ぶ。2014年国際ブドウ遺伝・育種学会が7月29日、北京で開幕した。同大会は1970年代に始まり、アジア開催は今回が初となった。本大会には世界の1000種以上の良質なブドウ、23カ国の約500社の酒造メーカーが集まる。
同大会は4年に1度開催される、世界ブドウ界で最高クラスの、参加国が最多の盛典だ。同大会はすでに10回開催されており、「ブドウ界のオリンピック」と称されている。本大会は「長城に集う、自然な味わい」をテーマに、7月29日から8月2日にかけて北京市延慶県で開かれる。
1000種のブドウ、北京で美を競う
本大会のメイン会場である世界ブドウ博覧園は、延慶県張山営鎮の東部に位置し、敷地面積は3000ムー以上に達する。園内の建物は円柱形を中心とし、主要通路にはブドウの蔓が垂れ下がり、日差しを浴びて魅力的な姿を見せる。