▽携帯電話アプリはどれも越権行為
iPhoneから離れようとするユーザーは、高速インターネットのスマートフォン時代には、本当に安全な島はないことを知ることになる。
360公司がこのほど発表した携帯電話のセキュリティ報告書によると、多額の料金請求、個人情報の漏洩、悪意ある料金引き落としが悪意をもったソフトウエアがスマートフォンにしかける主な攻撃だ。グーグル系アンドロイドプラットフォームでは、感染件数がのべ1137万件にも達する。2013年上半期には、新手の携帯電話を対象とした悪意あるソフトの97%はアンドロイド由来だった。
瑞星軟件公司のセキュリティ専門家の唐威氏は。「技術的側面からいって、このようなユーザーの個人情報をこっそり収集するという能力はアップルの『専売特許』ではない」と話す。
セキュリティの技術者によると、現在、スマートフォンのソフトを通じてユーザーの個人情報が漏洩するケースがますます増えている。監督管理部門がプライバシー保護を後押ししていないこと、関連の法律が未整備であることが原因だという。
唐氏によると、現在の局面は、一つのメーカーや個人がどうにかできるものではなく、社会各方面が力を合わせることが必要だ。まず中国人のプライバシー保護の意識を高める必要がある。立方部門は一連の行為に対して法律的な境界線を定め、関連の法律を制定する必要がある。国の監督管理部門は監督管理を強化し、違法行為を速やかに追求し、処分する必要があるという。