APEC商工コンサルティング理事会メンバーには、中国の女性企業家がもう一人いる。敦煌網の王樹◆(「さんづくり」に「丹」)最高経営責任者(CEO)だ。王CEOは、「今年のAPECの一連の会議では都市化に関連した議題が、たとえば海外通販の訓練育成プロジェクトなどが提起され、APECメンバーの中小企業が都市化の過程でより多くの貿易チャンスを獲得するよう後押しした」と話す。
陸副総理は、「中国企業は現在、海外進出にあたって自信をみなぎらせている。中国のサッカーチームはワールドカップに出場できなかったけれど、清華同方は今回のブラジル大会の12会場のうち11会場に安全検査装置600台を提供した。このような着実なデータは、中国企業の海外進出時の自信の源だ」と話す。
陸副総理は最後に次のように述べた。「すべてがうまくいけば、清華同方が提起したAPEC都市化の議案は11月に北京で行われるAPECの2014年首脳会議(AELM)でより上層の認可を受けることになる。トップが認可すればより大きな産業チャンスがもたらされることは確実で、これは中国企業がAPECにチャンスを与えることでもあり、APECが中国企業にチャンスを与えることでもある」。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月5日