国連のシャムシャド・アクタール事務局次長(UNESCAP事務局長)は中国政府の関連措置を賞賛し、「私が北京にいた時に気付いたことは、中国政府が生産的な支出に多くの資金を投入していたことで、これは経済・社会の発展に積極的な効果を上げた」と述べた。
今年に入ってから、中国経済は基本的な側面が持続的に改善され、これに政府が最近取った一連の安定成長措置、構造調整措置が徐々に効果を現していることが加わって、海外の投資家の間で中国への投資熱が上昇を続けている。7月以降、中国株式市場は上昇傾向が続き、上海証券取引所の総合指数の7月の上昇幅は7.48%、終値は2201.56ポイントで、年内の最高を更新した。ここから中国経済の見通しに対する投資家の信頼感の回復ぶりがうかがえる。
謝アナリストは、「ちょうどよいタイミングでちょうどよい政策をうち出したことが、投資家の信頼感回復を促進した重要ポイントだ。中国株式市場を例に取ると、過去2カ月間の市況があまり好調でなかった時に、大量の海外資本が市場に流入した。これは何も海外資本に先見の明があったということではなく、中国政府が一連の改革措置を打ち出したため、中国経済の安定的成長に対して海外投資家が信頼を寄せるようになり、投資したいと考えるようになったのだ」と話す。