レアアース磁石連盟によると、日立金属は、有効性に疑いのある前述の100件余りの特許を拠り所としてネオジム焼結磁石市場での技術独占を形成しており、これらの特許はネオジム焼結磁石の生産・製造の全過程にわたる。「日立金属の市場独占行為について、連盟はすでに、独占禁止分野で豊かな経験を持つ国内の有名弁護士事務所に依頼しており、日立金属に対する独占禁止措置をまもなく発動する」
訴訟を起こすだけでなく、上述の7社はさらに、加盟企業の製品の生産プロセスと関連設備の開発と改良を進め、核心技術の特許申請を行い、自前の知的財産権を持つ連盟独自の工法を形成する計画だ。「連盟はすでに、日本の製品展示会に参加した。今後は米国や欧州などを代表とする世界市場でも販売と普及を進めていく」と、レアアース磁石連盟のある企業幹部は語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年8月11日