14日までに、中国の新三板(店頭市場)公開企業が約1000社に達している。そして、マーケットメーカー制度が8月末前に実施される見込みとなっている。15日付中国証券報が伝えた。
業界筋は、新三板市場に今後大きな変化が訪れると見ている。1、新三板における価格決定システムの再構築により、価値発見メカニズムが確立する。2、主幹事証券会社の競争構図に大きな変化が生じ、証券会社の公開価格決定能力や資金力が試される時期がやってくる。3、新三板公開企業のコーポレートガバナンスのレベルの改善であり、中小・零細企業が新三板で資本市場のメリットを受けると同時に、管理・監督面の要求に基づき情報公開・規範的な企業運営に取り組むことが求められる。
「中国証券報」より 2014年8月15日