国家情報センター経済予測部の祝宝良主任は中新社記者のインタビューで、中国経済構造転換のアキレスケンは要素型発展けん引から革新型発展けん引へと移行することだ、そのため、革新型発展けん引戦略を実行することは中国経済の将来的成長原動力を育てる肝心要な一手になると指摘した。
彼は、現在中国では革新型けん引戦略を実行するには三つの問題に直面していると指摘した。第一は教育問題。優れた人材がいないと革新は実現できない。第二は科学技術による生産力への変換問題。現在生産能力過剰の産業が依然として多く注目され、革新するエネルギー不足の問題が国営企業ではとりわけ際立っている。第三は金融分野に関連する革新に対するベンチャーキャピタルの保障である。
祝氏は、上記2つの問題について18日の改革深化グループ会議においていずれも一部対策を取ったと述べた。情報筋によると、このことは中央が各改革を協調的に推進している証だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年8月20日