全体的に言うと、人民元は国際決済常用通貨7番目の地位を再度固まり、国際決済総額1.57%の割合を占めている。2014年7月の人民元決済取引は2014年6月より3.0%上昇しているが、世界的に全ての通貨の前月比がわずか2.0%しか伸びなかった。
ここ1年間、貿易駆動に頼るクロスボーダー人民元取引が急速に拡大することによって、人民元は国際貿易の決済通貨から投資通貨に変わりつつ、国際準備通貨になるという人民元国際化の道へ向かって着実にかつ、整然と邁進している。
業界筋は、オフショア人民元市場は将来次第に資本プロジェクトに頼って取引を推進するだろうと分析。上海自由貿易区金国際ボードが近く上場し、外資が米ドルに両替することなく人民元建て金取引に参入することが認められる。各取引銘柄も海外投資家に開放し、オフショア人民元市場の一層の開放を促す。同時に、上海・香港株式相互乗り入れ制度の実行はすでにカウントダウンに入り、海外の人民元資金も準備万端で、海外個人投資家が中国国内の人民元株式資産に投資することは一層自由になるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年8月27日